「建値決済にすれば最悪でも負けることはないってことは理解できるけど、実際はどのタイミングで建値に設定すれば良いの?」
こんな疑問をもっていませんか?
- 早めに建値決済してしまうとトレード数ばかりが増えてしまう
- 建値決済が遅すぎるとタイミングを逃して損切りになってしまう
建値決済のタイミングは難しい部分もあります。
しかし一定のルールに従って設定すれば「遅すぎず早すぎない建値決済」が可能です。


この記事では建値決済のタイミングについて紹介します。
建値決済は損失がなく利益も出ないでトレードを終えることができます。
ぜひ参考にして「資金を守れる負けないトレード」を出来るようになってください。
建値決済は3波に注目
建てたポジションの損切り価格を建値に設定するタイミングは3波が入ってからがオススメです。
以下の画像を見てください。

上の画像では
- 一番最初の上昇が1波(赤線)
- 2番めの押しが2波(青線)
- 3番めの波が3波(緑線)
です。
「なぜ3波の動きがはいってから損切りを建値に設定するのか?」というと「2波の動きが発生する確率が高いから」です。
2波=押し目の下落です。
チャートは押し目を付けにくるので結局一旦は下落します。(必ずではない)
ですので「2波という通常起こる可能性が高いであろう下落の動き」が起こる前に建値決済をしてしまうと一向に利益を伸ばすトレードが出来ません。
損切りを建値に設定するタイミングとしては以下の画像のようなやり方がオススメです。

- 下落していたなかでダブルボトムが発生し、ネックラインを上抜いたので買います。(★の地点)
- 1波(赤色)が発生し、2波(押し)が発生するのを待ちます。
- 3波(黄緑色の上昇波/押し目買いの動き)が入ったら損切りを建値に設定します。
トレード方法にもよりますが、今回の建値の設定方法は「1波目でエントリーした場合のパターン」です。
はじめから押し目買い(緑色の波を取りに行くトレード)の場合はある程度価格が伸びたら損切りを建値に設定することをオススメします。
1波・2波・3波の中で一番利益が伸びやすいのは3波であり、その後の5波は3波程価格が伸びづらいからです。
建値決済のタイミングは3波が入って上昇し始めたら
建値決済にするタイミングとしては「3波がはいって上昇し始めたら」です。
なぜなら「一番利益が伸びやすい3波すらも否定されて下落してきた」=「トレードの思惑とは異なった動きが起こった」とみなします。
トレードの根拠が無くなった以上はポジションを持ち続ける意味はありません。
まとめ
建値決済をするにあたっては
- 3波がの動きに注目
- その後上昇ある程度上昇し始めたら建値に設定
です。
「建値に設定するタイミングを逃したくないけどチャートを何回確認する時間がない」という場合は『ProEX(プロエグジット)』をオススメします。
建値決済に限らず、決済のパターンが大幅に広がります。
