
- トレードで何とかして生活を楽にしたいけど、仕事に支障をきたのでずっとチャートを見ているわけにはいかない
- 食事中や睡眠時間を削ってもチャートを頑張って監視しているのに勝てない
こんな悩みを解決したくないでしょうか?
「寝る時間も限界まで削ってチャートを監視する」
響きは良いしこれくらいやらなければ稼げないと思いますよね?僕も最初以前はそうでした。
本業をすぐに切り上げ、先輩や上司の飲みの誘いもなんとか断って夕食を頬張りながらチャートを監視していました。
生活スタイルも健康も滅茶苦茶にしてトレードした結果は月次・年次ともにマイナスでした。
何故でしょうか?
それは「手法に無理があったから」です。
この記事ではトレード手法・トレードパターンを作るときに注意すべきことについて書いています。
簡単にまとめると「目的と手段を履き違えては行けない」です。
ぜひ参考にしてください。
自分の生活スタイルを前提としたルールをつくる
トレードで稼ぎ続けたいのであればあなたの生活スタイルを前提条件としたトレードルールを作ってください。
なぜなら無理があるトレードルールは身が持たなくなりますし、実際にルール通りやろうとしてもいずれガタがきてルール通りにトレードできなくなります。
ルール通りトレード出来ず、しかも勝てないとなると「ルール通りトレードして稼げている自分」という理想と「勝てていない」という現実でストレスが半端なく溜まります。
トレードも諦めてしまうかもしれません。
ですので、トレードルールを作る時は「普段仕事で残業もあるような生活の中で本当にこのトレードが出来るのか?」を重視してください。
検証作業時には「ほんとにここでトレード出来るのか?」を意識する
検証作業をするときには自分の生活を想像し、「本当にここでトレード出来るのか?」を考えながら取り組んでください。
無謀なトレードルールを検証したところで時間の無駄です。
僕も以前は「5分足が確定したら」という条件を加えたトレードルールを使用していました。
5分タイマーを5分毎に毎回鳴らし、その度にPCの前まで来てチャートを監視していました。
もちろん生活を犠牲になりました。
トレード数が多すぎて結局無駄なトレードも増えたことでマイナス収支でした。
それよりも「これからFXで勝てるようになったとしても、今の生活を続けるのは無謀たな。」と気付きました。
夜中まで目覚ましやMT4のアラートで起きてトレードする日々は誰だって送りたくは無いですよね?
「月に平均どれくらい稼げるか?」を把握し、稼ぎたい額からロットを逆算する
トレードルールを作る時、「生活スタイルの条件的に無理が無いルールを決め、どれくらい利益が見込めるのか?」をまずは決めます。
その後は「算出された利益」と「月に稼ぎたい金額」をレバレッジで調整します。
FXをやる理由は、トレードに刺激を求めているからという訳ではないはずです。
Twitterやブログでは日次数百万という情報が万円しています。しかし、その人たちもそうなるまでは地味すぎるトレードをしてきています。
急に爆発的に稼いで大金持ちになるという幻想は捨てるのが賢明です。
まとめ
トレードで稼ごうと思い立った時、まずは
- 実際にそのトレードを一生出来るのか?
- 理想的なトレードとなっていないか?(現実的なルールにする)
に注意してください。
さもないとトレードすることが目的となってしまいます。
できれば「長期足」で「指値」を駆使したトレードが好ましいです。
そうすれば「仕事も集中出来ないしトレードでも稼げない」という最悪の事態に陥らなくて済みます。