
「レンジをブレイクはしたが、結局押し目を付けづに上昇してしまった。そんなパターンばかりなのでトレードチャンスがほとんどない。」
こんな悩みは無いですか?
相場格言に「押し目待ちに押し目無し」というものがあります。
相場の8割はレンジと言われている中、押し目買いチャンスもほとんど無いとなるとトレードが滅多にできません。
ではそんな押し目・戻り目が無い(もしくは浅い)ような相場ではどのように利益の出せばよいのでしょうか?
僕はトレードで「セカンドブレイク」を活用しています。
チャートの形からも判断しやすいトレードパターンです。
是非参考にしてください。
「E値」を活用した「セカンドブレイク」を活用する
レンジブレイク後の押し目買いチャンスに失敗しても、まだ「セカンドブレイク」のチャンスがあります。
「セカンドブレイク」を画像で説明すると以下のような感じです。
これがを「ファーストブレイク」とします。レンジをブレイクした波です。
その後しばらく下落し、再びレンジ(赤色)を形成しました。
「セカンドブレイクを狙う」とは、この赤色のレンジを更に下にブレイクした瞬間を狙います。
エリオット波動で考えると、価格が1番伸びるのは「3波」です。つまり
- レンジをブレイクした波←1波
- 再度小さい波←2波
- 「再度小さい波」をブレイクした波←3波
とすると、3番めが1番価格が伸びる傾向にあります。これを狙います。
加えて、「3番めの波がどこまで伸びるか?」というと、だいたい1波と同じくらいの値動きはあります。
ですので、3番めの波の初動(セカンドブレイク)を狙い、最低でも1波と同じくらいの値動きのポイントに利確を置くか、それ以上を狙いに行くのがオススメです。
この「ファーストブレイク」と「セカンドブレイク」の動きを全体的に見てみると、アルファベットの「E」の形になっていることから「E値(イーチ)」と呼びます。
セカンドブレイクは逆張りではなく順張り
僕のトレードではほとんどが順張りです。この「セカンドブレイク」も順張りにあたります。
押し目をつけてないからといって、悔しさと焦りからピンポイントで逆張りをしてしまうのは少々無謀かと思います。
そんなトレードはしていないと思いがちですが、僕は一発逆転を狙った逆張りをよくしていました。殆どが負けていましたし退場もしました。
日本人って逆張りを好むらしいのですが、海外勢は基本的にトレンドに付いていくスタイルが多いそうです。
飛び乗りも基本的にしない
飛び乗りトレードも基本的にしません。
ずっとトレードせずに我慢したのに、ブレイクした瞬間だけうっかり相場を見ていなかったとき、妥協して「もうここでいいや!」と、ついつい飛び乗りトレードをしがちですよね?
レンジの規模によっては飛び乗りでも勝てるときはあるのですが、今度は損切り位置にも迷いが生じてきます。

画像で表したように、飛びのりトレードの場合は損切り候補が遠くになっています。
左のチャートに壁が無い場合も多々あり、何の抵抗も無く下落してしまう可能性もあります。
で、後で確認してみたらヒゲ抜けの騙しだったなど・・・
まとめ
押し目買いのチャンスが無いから困っているという方は「セカンドブレイク」の活用をオススメします。
セカンドブレイクであれば
- 順張り
- エリオット波動でいう3波
- トレードパターンを把握しやすい
といったメリットがあります。
是非検証してみてください。