- トレードポイントが定まらない
- ロングポジションを持ってもすぐに下落する
- 1回のトレードでなるべく利益を確保したい
このような悩みはありませんか?
「ロングポジションを持ったと思ったらすぐに下落して損切りになってしまい、あとで振り返ってみたら高値圏で買っていた」なんてよくありますよね?
「自分が監視されてるのではないか?」と僕も滅茶苦茶悔しい思いをしてきました。
しかしふと「頑張れば自分もこの下落をとれる側になれるのでは?」と考え検証してきました。
結論から言うと、負けてた頃とほぼ逆のポジションを持つようになりました。
ぜひ参考にしてください。
値動きに理由付けをしてみる
相場では様々な値動きがありますが、それらの値動きに対処した(完全な対処は不可能ですが)トレードをする必要があります。
そこで「相場の値動きに少し強引に意味付けを行い、トレードにどのように活用していくか?」を考えます。
今回は限定的に「売り」でトレードを行うに際に、「どのような下落の動きを狙うか?」について考察しています。
まず、相場が下落する原因は何でしょうか?
相場が下落する要因は様々思い付くかと思います。
例えば
- 済指標が予想よりも悪かった
- 下落トレンドが継続した
- 重大なニュースが入った
などなど色々ありますね?
しかし、これらのどれもが相場が下落する直接的な原因ではないと考えます。
どういうことかと言いますと、相場が下落する一番の要因は「誰かが売り注文を出したから」です。
相場が下落するのに直接関わっているトレーダーのアクションは「売り注文」です。
ファンダメンタル的要因やテクニカル的要因など、世界中のトレーダーの数だけ無数の相場認識・手法が存在します。
しかし、結局はトレーダーの出来るアクションとしては「買い」「売り」「待ち」の3種類しかないのです。
ですので、売りトレードを考えるときには「どこでどのような売りの注文が入るだろうか?」を考えるようにします。
「新規売り注文」・「決済売り注文」を分けて考える
次に、「売り注文の種類」について考えます。
売り注文は大きく分けて
- 新規売り注文
- 利益確定の売り注文
- 損切りの売り注文
として考える事が出来ます。
これを考えながらトレードをします。
図で説明してみます。
上の画像では、上昇波がレジスタンスラインにタッチした瞬間に下落した様子を描いています。
このように、レジスタンスラインなどにタッチした際に下落している場合は新しく売りポジションを持ったトレーダーが多いと考えます。
また、価格が下で推移している段階から買いポジションを保有していた人のなかには「レジスタンスラインに到達したら決済しよう」と考えるトレーダーもいるかと思います。
この場合は買いポジションの決済としての売り注文が入ります。
上の画像のような値動きでは
- 新規売り注文
- (買いポジションの)決済売り注文
の2つの売り注文が多く入ってくると予想出来ます。
では次の画像をご覧ください。
上の画像は先程の画像と比較して、ネックラインを下に割っています。
教科書通りの売りポイントです。
この「売り発生」と書いてあるポイントではどのような売り注文が発生しているでしょうか?
このポイントでは
- 新規売り注文
- (買いポジションの)決済売り注文
- 損切り
だと考えられます。
特に注意したいのは、損切り注文が入っているということです。
青色のレジスタンスラインに気づかず、まだまだ上昇トレンドが継続すると考えて黄緑色あたりのネックラインで買い注文をいれたトレーダーは、予想に反して下落してしまったことで損失を抱えてしまいます。
損切り位置はトレーダーで異なってきますが、少なくとも多少の損切り注文が入ってくるはずです。
損切りを狙う
このサイトの別の記事でも記載していますが、ほとんどの値動きがランダムな相場において「損切り」は比較的予想しやすい上に、急激に同じ方向へ伸びます。

この損切りによる値動きを狙ったトレードの検証はじっくり行ってみる価値が十分にあると思います。